お知らせ・コラム
お葬式、こんなに選べる時代って知ってた?
「お葬式」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?
黒い服、大勢の参列者、厳粛な雰囲気…。でも、令和の今、葬儀のスタイルは大きく変わりつつあります。
価値観の多様化、家族構成の変化、そしてコロナ禍を経て、
“自分らしいお別れ”を選ぶ人が増えているのです。
🔹 家族葬:静かに、深く、心を込めて
親族やごく親しい人だけで行う「家族葬」は、近年急速に広まっています。
大勢を招かず、限られた人たちでゆっくりと故人を偲ぶことができるのが魅力です。
費用も抑えられ、形式にとらわれず自由度が高い一方で、
後日訃報を知った人からの弔問対応が必要になることもあるので、事前の配慮が大切です。
🔹 一日葬:忙しい現代人にやさしい選択
通夜を省略し、告別式と火葬を1日で済ませる「一日葬」。
高齢の参列者や遠方からの移動が難しい人にとって、負担が少ないのがメリットです。
費用も比較的安価で、シンプルながらも心のこもった式が可能。
ただし、宗教者によっては対応できない場合もあるので、事前確認は必須です。
🔹 無宗教葬(自由葬):形式より“想い”を重視
宗教儀式にとらわれず、音楽や映像、手紙の朗読など、
故人の個性を反映した演出ができるのが「無宗教葬」。
「好きだったジャズを流して送りたい」
「家族だけで思い出を語り合いたい」
そんな“その人らしさ”を大切にしたい方に選ばれています。
ただし、年配の方の中には違和感を持つ人もいるため、家族間での話し合いが重要です。
🔹 参列者が少ない場合のおすすめプラン
「親族が少ない」「遠方で集まりにくい」などの事情がある場合も、選択肢は豊富です。
– オンライン葬儀:Zoomなどで遠方の親族も参列可能。チャットで弔辞を送ることも。
– 直葬(火葬式):通夜・告別式を行わず、火葬のみで完結。費用を最小限に抑えたい方に。
– メモリアル動画:式を行わず、写真や映像で故人を偲ぶスタイル。SNSで共有するケースも。
💬 最後に:選ぶ自由と、残す想い
“どんなお葬式にするか”は、“どんな人生を生きたか”の延長線。
形式よりも、そこに込められた“想い”が何よりも大切です。
あなたなら、どんなお別れを選びますか?